市場規模急拡大!!動画広告の市場規模、2022年は約5,500億円に!

動画広告の市場規模はここ数年で急激に伸び続け、その背景にはスマートフォンの普及や新型コロナウイルス感染拡大の影響などが大きく挙げられます。

引用:株式会社サイバーエージェント「サイバーエージェント、2021年国内動画広告の市場調査を発表」

サイバーエージェントの市場調査では、2022年の日本国内の動画広告市場は5,497億円に達する見込みです。
では、なぜ、市場規模が拡大しているのでしょうか?
今回の記事では動画の市場規模が伸び続けている理由について3つのポイントをご紹介します。

『SNS人口の増加』

SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)は今私たちの日常生活に欠かせない情報源として、世界中で使われています。
ここ数年でスマートフォンの保有率が上がり、NTTドコモのモバイル会社研究所が発表したデータによると、2022年では全国の約94%の人がスマートフォンを保有していることが高く考えられます。

また、MMD研究所のデータによると、一人当たりのスマートフォン平均利用時間は1日約3時間を超えています。
その多くがSNSを利用しており、それに伴い動画広告を見る人が増えたことがうかがえます。

『メラビアンの法則』

メラビアンの法則をご存知でしょうか?
(別名:3Vの法則や7,38,55ルールとも呼ばれます)
この法則はアルバート・メラビアンという心理学者が提唱した法則です。
人間が情報を読み取る際には、視覚や聴覚、文章を読み取る言語能力などが使われ、研究によると視覚から読み取る情報が55%、聴覚から読み取る情報が38%、言語から読み取る情報が7%になるようです。
そのため、動画広告の情報量はテキストの5000倍やwebサイト3600ページに相当する情報量と言われております。
動き(視覚)や音声(聴覚)を加えることにより、短い時間で多くの情報を鮮明に分かりやすく伝えることができます。
表情やジェスチャーなど、これらはボディーランゲージとも呼ばれ、見ている人に印象を残しやすく、記憶操作が容易であることから動画広告を導入する企業が増えています。

『通信速度が5Gへ進化』

従来の4G回線と比べ、通信速度が20倍になり、遅延速度が10分の1になるなど、5Gが普及することにより動画視聴がしやすい環境になったことも動画広告の市場規模拡大へのひとつの要因といえます。
スマホ利用者の約21%が5Gスマホ利用者でおよそ5人に1人という計算になり、徐々に広まりつつあります。
また、5Gの真価を発揮する5G SA(Stand Alone)は新たな設備を全国に設置している段階で、ドコモでは8月24日より一般向けサービスを提供開始しており、今後さらに動画への需要の高まりが予想されます。

まとめ

いかがだったでしょうか?
最近では購入リンクを直接動画に載せることが出来る機能が発展したことにより、消費者が気軽に購入できるようになり、需要も増えてきております。これらのデータを見ると、動画の需要拡大と同時にスマホやSNSに依存している人が多いこともうかがえます。
今後は、第六世代通信システム(6G)などの普及により、さらに動画の需要が上がっていくことが予想されます。

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